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REVIEW 商品とは別に推薦ディスク、アーティストをピックアップ!

   


B
B. FLEISCHMANN/Humbucking Coil
2006
B. FLEISCHMANN/Humbucking Coil
Morr Musicを初期から支え、2004年にはHerbert WeixelbauerとのユニットDuo 505として日本での支持を得て来た B. Fleischmannによる待望のアルバム。Duo 505とは異なり、極端にエレクトロニカの要素を削り、ピアノ、 ギターなどなま音を全面に押し出したアルバムとなっています。インスト曲が中心でその曲達は、伸びやかに広がる重いビートにのせて 優しくピアノが寄り添い、そして地上すれすれをじわじわ広がって行く液体のように体の中に染み渡ってきます。 また、このアルバムが一つのストーリーとなって決して飽きのこない、エンドレスにその切なさ、優しさが体に残って行きます。 AIRなどの楽曲が好きな人には、お勧めできる一枚です。(稲見)


BADLY DRAWN BOY/One Plus One Is One
2004
BADLY DRAWN BOY/One Plus One Is One
久々にイキのいい新人バンドが現れて嬉しい状況の続く2004年のUKシーンですが 、5年前のブライテストホープBDBもサントラ含めて 4枚目となる新作を。 ソングライティングのレベルの高さはいまさら言うまでもないのですが、今回は特に絶好調で、 高値安定株のバッドリー作品の中でもファーストと同じくらい気に入っています。中でもおすすめは、 ハンドクラップとピアノが軽やかなM8と子供コーラスが可愛いM7,M14あたり。 新人バンドもこれを見習って5年後にも素晴らしいアルバムを作って欲しいものです。(井手)


BEAGLE/Sound On Sound
1992
BEAGLE/Sound On Sound
バンド名そのまんまなジャケットがナイスな、スウェディッシュ・ポップ・バンドの先駆け的存在、ビーグルのデビューアルバム。 60年代から受け継がれるような正統派なメロディに、北欧ならではの爽快さが加わった傑作。 なつっこいメロディにバウンシーなリズムが最高な「Suit Of Armour」 (カジヒデキ「マスカット」の元ネタ!?)を匹頭に、 全編通して気持ち良く聴ける愛蔵盤。(八木橋)


BEASTIE BOYS/To The 5 Boroughs
2004
BEASTIE BOYS/To The 5 Boroughs
CHECK YOUR HEAD〜ILL COMMUNICATION直撃のGRAND ROYAL世代としてはやっぱり放っておけません6年ぶりのニューアルバム。 音のほうは雑誌等で散々書かれているようにオールドスクール節全開で、個人的には前作よりもずっと好きです。 で、アートワークも素晴らしくCDのデジパックをパタパタと開くとニューヨークが一望できます。 アナログ派の皆さんもCDでどうでしょう。ちなみに www.matteopericoli.com/でこの絵の全貌が明らかに。(井手)


BELLE&SEBASTIAN/Dear Catastrophe Waitress
2003
BELLE&SEBASTIAN/Dear Catastrophe Waitress
全ポップファンが待ちに待った、ラフトレ移籍第一弾にして通産5作目のフルアルバム。 コレが、いままでで一番ポジティヴでカラフルで良い意味でメジャー感溢れる大ポップ作に!全曲当然のように名曲で最高なんですが、 中でも一番のお気に入りはA3”IF SHE WANTS ME”。 ギターのカッティングが印象的なベルセバ流スウィートソウルに胸キュンしちゃいます。 同時期にリリースされたDVDとこのアルバムで来日公演の予習に励む毎日です。(井手)


BEN KWELLER/Sha Sha
2002
BEN KWELLER/Sha Sha
15歳という若き日にラディッシュというバンドを率い、 ポストニルヴァ−ナとして注目を浴びたキャリアを持つ彼のソロデビュー作。 しかし20歳となった今、彼が鳴らすのは歌心溢れるシンプルで普遍的なギターナンバー。 ベンフォールズのようなピアノをフィーチャーしたものから、べックを引き合いに出しても 遜色ない確かなソングライティングセンス。へヴィーなギターナンバーなどはウィ−ザー をも彷彿とさせる。極上のメロディーに乗って、少し頼りなさげな声で歌い上げられた Walk On Meは聴くたびに微笑がこぼれる名曲。デイヴマシューズがオーナーを務めるATOからのリリース。(八木橋)
⇒BEN KWELLER official pageへ


BENJAMIN DIAMOND/Out Of Myself
2005
BENJAMIN DIAMOND/Out Of Myself
もう「4つ打ちだから聴かない」では済まされません! 先行シングル「Let's Get High」のあまりのネオアコぶりに巷のレコード屋さんではロック・コーナーにも入れている店もちらほら見かけるBENJAMIN最新作。 「TAHITI 80、PHOENIX超え!」などと書かれたキャプションを何度となく見かけましたが、本当に「超えた」と自信を持ってアウトプットできるのは 僕は今作だけです。(そのくらいTAHITI 80とPHOENIXは別格だと思ってます。) 「Let's Get High」が最もロック寄りな曲になるのでは?と予想していましたが、むしろ逆と言えるくらいでTEENAGE FANCLUBのようなメロディ・オリエンテッドな ギター・バンド・スタイルの曲も存分に収録。「Out Of Myself」や「There Is A Girl」などはインディーロック・イベントでも火がつきそうな程のピュア・ギターポップ。 他にもPHOENIX「If I Ever Feel Better」風の超胸キュンなネオアコ・ハウス「These Emotions」などなど、本気で全曲名曲! (八木橋)


BEN'S SYMPHONIC ORCHESTRA/Junk Shop
2000
BEN'S SYMPHONIC ORCHESTRA/Junk Shop
ベック、PJオルソン、ショーン・リーといったアーティストと共通する新世代感覚を持った才人ベノワ・ロウによる一人ユニット。 抜群の編集センスでもって様々なジャンルの音楽を取り込んだデビューアルバム。 ファースト・シングル「ショート・トリップ・トゥ・ブラジル」や「アイム・ジャスト・ア・ボーイ」等などロックのフィールドだけに 収めるには惜しい名曲がひしめく傑作。もっと評価されてしかるべき作品だと思いますが・・・(八木橋)


BIKERIDE/Thirty Seven Secrets
1999
BIKERIDE/Thirty Seven Secrets
トニー・カーボーン先生率いるバイクライドの99年作。 バラエティ豊かなサウンドながら、メロディ、コーラスワーク、ホーンやパーカッション・アレンジの秀逸さはゾンビーズ、 キンクスなどの60年代の先人達さながら。スタカン「MY EVER CHANGING MOODS」直系なハネ系ナンバー「ERIK & ANGIE」がなんと言ってもツボ!(八木橋)


BLINK182/Take Off Your Pants And Jacket
2001
BLINK182/Take Off Your Pants And Jacket
相変わらずお馬鹿全開なタイトルを冠した2001年作。売れ方や売り出し方などの要因に毛嫌いする人も多そうですが、 本作にパッケージされた13曲全てが名曲というに相応しい大推薦の一枚です。斜に構えたリスナーやジャーナリストに鼻で笑われようと、 とにかく上げて上げて上げまくる疾走ナンバーのオン・パレードが潔くて◎。無軌道にはしゃぎたいならこれで決まりでしょう。 直後にリリースされたサイド・プロジェクトのボックス・カー・レイサーもまた最高!(八木橋)


BLOC PARTY/A Weekend In The City
2007
BLOC PARTY/A Weekend In The City
個人的な印象としては良い意味で全く予想通りの作風。 しかし、どうやら2ndアルバムとなる今作「A Weekend In The City」は賛否の分かれる作品となっているようで、 その要因がどうもPOST PUNK/DISCO PUNK文脈でBLOC PARTYを捉えていた人が"否"にまわっているという点が少々歯がゆい所。 確かに「BANQUET」や「HELICOPTER」のような一聴して攻撃的なサウンドはなりを潜め、 プロデューサーにはJACKNIFE LEEを起用しリズムのバリエイションの強化を図ったという成長を意識した意欲作のように感じるかもしれませんが、 僕には1stの段階からBLOC PARTYが持っていた音楽性をそのまま出した作品のように思えます。 彼等は明らかに演奏力や攻撃性、ダイナミズムを武器にしたライヴ・アクトでは無く、 スタジオ・ワークやソングライティングの能力を評価すべきバンドであり、そういった意味ではロック・バンドと考えるよりは エレクトロニカやブレイクビーツ系のアーティストとして捉えるのがより良い付き合い方。 借り物のポストパンクを脱ぎ去った今作を愛せるかどうかという意味ではBLOC PARTYの踏み絵となる一枚。 (八木橋)


BLOC PARTY/Silent Alarm
2005
BLOC PARTY/Silent Alarm
TINY RECORDSでしつこいくらい名前を挙げているBLOC PARTYの待望のフル・アルバム。 これまでのシングル・リリースの時点で騒がれていたポスト・パンク文脈での語り口に大きな違和を感じていたのですが、 今作によりその違和が思い過ごしではないと確信。ギャング・オブ・フォー、キュアー、ジョイ・ディビジョン、 エコー&ザ・バニーメンといった先駆バンドを容易に連想させるが、それらにはないヴァリエーションの豊富さや緩急自在なエモーション の振り幅の広さはシングル・リリースの時点で確認する事ができたし、ポスト・パンク・バンドと括るにはメロディーの立ちが あまりに良すぎる。エッセンスとしてポスト・パンク的要素を加えそれらに接近したと考えるよりも、 むしろポップ・バンド足り得る為に気を配りアレンジをよりスマートにポスト・パンク的要素を引き算したように思える。 FOUT TET、MOGWAI、M83という日本盤ボーナストラックのリミキサー陣はかなりストレートな現在の彼等の趣向だろう。 彼等を出来の良いリヴァイヴァリストと片付けてしまうの容易いがそれではあまりにも怠慢だ。 個人的には今作に反応できるか否かでリスナーとしての新旧が両断されると考えてしまう程のインパクトを受けた大傑作。(八木橋)


BOBBY VALENTINO/You're In The Groove,Jackson
1990
BOBBY VALENTINO/You're In The Groove,Jackson
THE WHOのジョン・エントウィッスルのプロデュースでデビューしたパブロック・バンド、 「ファビュラス・プードルズ」に在籍していたヴァイオリニスト、ボビー・ヴァレンティノの90年作。 様々なアーティストの作品に参加する彼が、自らヴォーカルや曲作りにも取り組んだ意欲作。 エセ・ジャズと評されたスウィング感溢れる上品なサウンドに、前に出た太く渋いヴォーカルがクール! 名曲「The Man Who Invented Jazz」の為だけにでも手にするべき名盤。(八木橋)


BRADY BUNCH/Meet The Brady Bunch
1968
BRADY BUNCH/Meet The Brady Bunch
60年代後半から70年代にかけてアメリカで放映されていたファミリードラマ「愉快なブラディー一家」から生まれたキッズポップ。 横は正統派ソフトロック好き〜ギターポップDJ諸氏〜サバービア周辺の紳士淑女〜幼児偏愛者までをカバーし、 縦は0歳〜85歳まで楽しませる傑作、且つキッズ物バカ一代への登竜門となるアルバムです。内容はミレニウムの極上ボッサ 「I just want to be your friend」、ドン・マクリーンのカヴァー「American pie」 、一人で聞いてても思わず歌ったり踊ったりしちゃう最高のポップナンバー「I believe in you」…。 どれもこれも可愛くて聞いてるとなんだかにこにこしちゃいます。 ただアナログは若干高いので「ちょっと聞いてみたいな」って人は、CDでベストが出てるのでそっちを買いましょう。 「甘酸っぱい気分ってなに?」って人はとりあえず聞いてみて下さい。コレです。(佐藤)


BRAM TCHAIKOVSKY/Strange Man, Changed Man
1979
BRAM TCHAIKOVSKY/Strange Man, Changed Man
近頃は正統に評価されてきた感はあるものの、ちょっと前までは中古盤屋では叩き売られていた事もしばしば。 ジグ・ジグ・スパトニックと並べて置きたくなるようなド派手なイラスト・ジャケに懸念を抱き中古盤屋で何度か購入を見送った末の購入。 妙にエコーがかったヴォーカルはアン・ファッショナブルの極北だがそれはコクとして楽しみたい所。 そんな声で歌われる「Girls Of My Dream」に男泣き。(八木橋)


BROADCAST/Ha HaSound
2003
BROADCAST/Ha HaSound
今は無きWURLITZER JUKEBOXからリリースされたファーストシングルから追いかけてきた甲斐があった、 と大感激のセカンドアルバム。ドリーミーでサイケデリック、実験的なのにポップ、アコースティックと電子音のブレンドが、 とか陳腐な表現しか思い浮かばない自分が歯がゆいほどの大傑作。 ポストロックやエレクトロニカでは括れないビューティーサイケデリックポップの最新型。 レディオヘッドがオリコンに入るなら、このアルバム200万枚くらい売れても不思議じゃない、 と毒のひとつも吐きたくなるほでハマリまくってます。秋の夜長に是非!(井手)


BROKEN SOCIAL SCENE/Broken Social Scene
2006
BROKEN SOCIAL SCENE/Broken Social Scene
ARCADE FIRE、STARS、DEATH FROM ABOVE 1979、DEARSといった多様な音楽性を持つ実力派バンドの台頭でカナダ・ブランド化のような 側面さえ見せはじめる中、 CANADA WETでの初来日ライヴ、そして3rdアルバムとなる今作で完全にその旗手へと躍進を遂げた BROKEN SOCIAL SCENE。ざっくり言ってしまうと祝祭的なSONIC YOUTH、いやスティーヴ・アルビニという感じか。 と言ってもフォロアー的な印象は全く受ける事はない(実際全くそういう意識はない気がする)。 断片的にはかなり多様なアーティストを想起させてくれてるという楽しみ方もできつつ、WANNA BEなものでなく 「ジャムってたらこうなった」的なアドリブ感も感じられて、前2作では伝え切れていなかった感のあるバンドとしてのポテンシャルの 高さも充分伝わってくる。それでいて、まだ途上なんじゃないか?って期待もさせてくれるので"最高傑作"と呼ぶのはまだおあずけで。(八木橋)


BUFFSEEDS/The Picture Show
2003
BUFFSEEDS/The Picture Show
FANTASTIC PLASTICからデビューの期待大な新人。フェイバリットにRADIOHEADなどを挙げ、 それに加えJJ72も引き合いに出されるエモーショナルなサウンドが要。でも特筆すべきは先行シングル「Who Stole The Weekend」! 先に挙げたアーティストはもちろん、ベルベット・クラッシュ、ティーンエイジ・ファンクラブなども容易に連想させ、 独特なハイ・トーンなヴォーカルはワナダイズも思わせる。 今挙げたアーティストを聴いてきた人なら感じ取れるはずの強烈な吸引力がこの曲にはあるように思う。名曲!!(八木橋)


BUSY SIGNALS/Baby's First Beats
2000
BUSY SIGNALS/Baby's First Beats
スウィートなサンプリング・ソースを駆使したブレイクビーツ・ポップ最高峰BUSY SIGNALSの2000年デビューアルバム。 ソフトロック定番FREE DESIGN「KITES ARE FUN」のサンプリングに始まり日本の時報でフィニッシュするDJでの使い勝手も抜群の 「Stormy Stormy Stormy」をはじめ、サンプリング/ブレイクビーツ・ポップ好きは避けては通れない一枚。 HAR MAR SUPERSTAR、EELS、AVALANCHESファンは当然必聴です。(八木橋)


BUZZCOCKS/Singles Going Steady
1979
BUZZCOCKS/Singles Going Steady
1978年から1979年の間に、バズコックスのレコードを3タイトルリリースしたレーベル、 ユナイテッド・アーチスツ時代のシングルを集めた本作。キャッチーで爽快なギターサウンドが肝な彼等だけに、 このシングル集は特に聴き物。月並みですが、クラブでも人気の「アイ・ドント・マインド」がやはり最高。 この頃のバンド郡のなかでもとりわけ「いなたい」ルックスが好感度大で、 そういう「特別な存在」でない人が鳴らすギターロックっていうのは自分にとっては特別!(八木橋)

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